独り言


<キャンピングカーを買う時の注意>

この仕事をしていて気付いたのは、「良い店の車が売れている」って事。
良い店とは、技術やセンスだけでなく、人も良い店です。
お客さんと話をしていると、「評判が良い=来店台数も多い」なのです。
狙っている車を「作っている店、売っている店」の情報も重要ですね。
売り放しでは後々困りますよ。

<注意したい店の例>
とにかく、「まず契約書にサインを…。」攻撃。
社員に元気が無い。
いつ行っても、他にお客さんがいない。
専門用語がわからない、会話が通じない。
買う側に有益な提案やアドバイスが無い。
世間話ばかり長い。
無闇な値引きや、謎のオプションサービス。
商品(車両等)の価格がわかり辛い。
やたらに交換条件を持ち出す。
上から目線で話をする。
等々・・・。

良い店はたくさんありますので、
まずはホームページや雑誌、展示会、
オートキャンプ場で情報を収集して下さい。
それから決めても遅くないと思います。


<その2>
知ったか振りは危険です。

使用目的、狙っている車種、車庫の広さ、使用頻度、
家族構成、ペットの同伴、どうしても必要な装備・・・。
店が必要としている情報を、的確に伝える事が大切です。

ご主人がひとりで渓流釣りの宿泊に使う車と、
家族5人+わんこ2頭で出掛ける車では、
当然仕様も装備も違います。

「ハイエースを買って自分で作りたい」と聞けば、
そのために必要な装備を説明するしかありません。
結果、中途半端になったり、最悪はイメージと違ってきてトラブルになります。

「こんな風に使いたい」とか「こんなレイアウトにしたい」等、
是非、そのあたりをしっかり伝えて下さい。
その上で有益な提案がない店も危険です。


<その3>
無闇な値切りは禁物です。

現在、キャンピングカーを作るSHOPが非常に増えて、
価格も低めに設定せざるを得ない状況にあります。
その中でやりくりをしなければならないSHOP側からすれば、
無闇な値引き交渉は「辛い」だけです。

あちこちのSHOPから見積もりをとって、
「向こうの店は○○を無料で付けるが、おたくはどうだ?」とか、
いきなり「いくら引くんだ?」とおっしゃる方がいます。

まったく違う車ですので、他社の見積もりを見せられても、
「じゃあうちは・・・」とは行きません。
それは、TOYOTA車VS日産車とか、カローラ店VSネッツ店で使う手です。

いきなり値引き交渉するのではなく、
欲しい装備を全部付けるといくらになるか?
予算はいくらで、総額との開きはいくらか?
その開きを詰めていく話をして下さい。

総額を下げる手段は、
装備を見直し、本当に必要か再検討する。
あとからできる事は一旦見送る。
自分でできるところは自分でやる。

例として、タイヤ&ホイール等はいつでも交換できます。

くれぐれも後からではできない事や、かえって費用が高くなる事、
例えば塗装を必要とする部品や、断熱工事、配線工事は見送らない方が良いです。

そんな細かい所も親身に考えるショップは安心だと言えます。


<その4>
後出し厳禁

たまに、契約した後で「あれも」「これも」とおっしゃる方がおられます。
配線工事の前に、「悪いけど、サブから予備線をまわしておいて」ならまだしも、
「○○をサービスして」とか「△△付けてくれるでしょ?」とか。

工事着手前で部材の在庫があれば対応できる事もありますが、
工事日程が大幅に遅れたり、金額が大きい内容は対応できません。

出勤した途端に「今からアメリカ出張に行け」みたいな話ですね。


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